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【設計住宅性能評価書】・【建設住宅性能評価書】

2021年07月22日 コラム

こんにちわ【無料DE住宅仲介】です。😊


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最近の建売住宅は一昔前と違い、設備の充実や耐震対策等をしっかり行っている印象があります。


多くの戸建分譲業者が耐震等級3級(最高等級)の取得や設計住宅性能評価書、建設住宅性能評価書の取得を積極的に行うようになってきました。


ここでは【住宅性能評価書】についてご説明させていただきます。


住宅性能評価という言葉は聞いたことがある方も多いかと思います。


住宅性能評価の制度には2種類あります。


まず一つ目は設計時の図面から評価結果をまとめた【設計住宅性能評価書】です。


もちろん建設業者は図面通りに施工しますので、設計図書で基準を満たしていれば取得出来る評価書です。


二つ目は施工中・竣工時に数回にわたる現場検査と検査結果からまとめた【建設住宅性能評価書】です。


建築中や建築前はあくまでも取得予定物件です。


建築中の数回の検査の後に建物が完成し、完成時にも検査を受けて全ての検査項目をクリアしてはじめて取得出来ます。


この評価制度は消費者の住宅選びのために国がつくった法定制度になります。


第三者機関が設計図書の確認や住宅の検査を消費者の立場で厳しい検査を行うことで消費者が安心して住宅を購入出来るようにする制度です。


【住宅性能評価書】では消費者の安心・安全のために評価項目が10項目あります。


1、構造の安全に関すること(構造の安定)


・地震などが起きた時の倒壊のしにくさや損傷の受けにくさ、強風や大雪に対する強さに関する評価をします。


2、火災時の安全に関すること(火災時の安全)


・住宅の中で火事が起きたとき、安全に避難出来るための、燃え広がりにくさや避難のしやすさ、隣の住宅が火事になっても延焼のしにくさなどを評価します。


3、柱や土台などの耐久性に関すること(劣化の軽減)


・年月が経っても土台や柱があまり痛まないようにするための対策がどの程度されているかを評価します。


マンション等で多く採用されている鉄筋コンクリート造の場合は主に柱や梁のコンクリートがもろくならない対策、鉄骨造の場合は主に鉄の部分が錆びにくくする対策を評価します。


4、配管の維持管理・更新対策に関すること(維持管理・更新への配慮)


・水道管やガス管、排水管といった配管類の点検・清掃・補修のしやすさを評価します。


配管類は一般に構造躯体の修繕などを実施するよりも早く取り替える必要があるため、配管の点検や清掃のしやすさ、万一故障した場合の補修のしやすさなどを評価します。


5、温熱環境に関すること(省エネルギー対策)


・冷房・暖房を効率的に行うために、壁・床・天井・窓などの断熱がどの程度されているかを評価します。


6、シックハウス対策等について(空気環境)


・建材に仕様されている接着剤の中に含まれるホルムアルデヒドがシックハウスの原因のひとつとされています。


このため、接着剤を使用している建材などの使用状況を評価します。


また住宅の中で健康に暮らすためには適切な換気が必要なので、どのような換気設備がととのえられているかについても評価します。


7、窓の面積、光に関すること(光・視環境)


・東西南北及び上方の5方向について、窓がどのくらいの大きさ設けられているかを評価します。


8、音対策に関すること(遮音対策)


・これは主に共同住宅の場合の評価項目です。


上の住戸からの音や下の住戸への音、隣の住戸への音などについて、その伝わりにくさを評価します。(この評価は共同住宅のオプション項目です)


9、高齢者や障害者への配慮に関すること(高齢者や障害者への配慮)


・高齢者や障害者が暮らしやすいよう、出入り口の段差をなくしたり、階段の勾配を緩くしたりというような配慮がどの程度されているかを評価します。


10、防犯に関すること(防犯対策)


・外部からの進入を防止するために、外部開口部(ドアや窓など)について、防犯上有効な建物部品や雨戸等を設置する等、侵入防止対策に対して評価します。


以上の10項目が評価基準になっていますので、性能評価書を取得している物件については消費者に対しての安全・安心がすごく守られている建物であると言えます。


戸建て分譲住宅の購入をご検討されている方は、このようなことも検討材料の一つにされてみてはいかがでしょうか。


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