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位置指定道路って何❓

2020年06月13日 コラム
新築戸建てや土地を購入する際には、その土地に接している道路の種類をあらかじめ知っておく必要があります。


道路にも様々な種類があります。


よく知らないまま購入するとトラブルになったり、道路部分が課税対象になったりすることがあります。😰


今回は【位置指定道路】について解説していきたいと思います。😊


その前に【公道】と【私道】の違いを確認したいと思います。


【公道】国や都道府県、市町村が管理している道路のことです。


道路の舗装や維持・管理ももちろん所有者である国や都道府県、市町村にて行います。


【私道】個人や法人(民間)などが所有する道路のことを指しています。


舗装や維持・管理も個人や法人(民間)で行う必要があります。


また道路としての存在を認めてもらわないと固資産税の課税対象となる場合もありますので注意が必要です。


では【位置指定道路】に話を戻していきます。


【位置指定道路とは❔】


位置指定道路とは、いくつかの種類の私道のうち特定行政庁から指定を受けた道路をいいます。


私道となっている道路の大半は位置指定道路と思っていても構わないと思います。


位置指定道路が施工されるケースとしては、1つの土地をいくつかの宅地に分割する時に、各宅地が接道義務を果たせるように私道を設けます。


そのうちの特定行政庁から指定を受けたものが位置指定道路となります。


位置指定道路は一人で所有しているものもあれば、多数で所有している場合もありますので、位置指定道路に接した土地や戸建てを購入する場合は、所有者についても事前に確認しておくことが大事です。


また、位置指定道路認定を受けていても所有者が市町村などの自治体に移管し、公道に変更になっている道路もあります。


この場合は道路管理者は所有する市町村になりますので安心ですね。😊


【位置指定道路】と言っても多数の所有者が存在する場合や、個人所有、法人所有、また市町村に移管されており、市町村が所有している場合など、様々な場面があります。


位置指定道路に面している土地の購入を検討されている場合は、地域の市役所で確認したり謄本で所有者の確認が出来ますので、トラブル防止の為にも必ず事前に確認しておきたいポイントです。

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