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建築条件付きって何❓

2020年05月14日 コラム
売り土地を探していて良く目にするのが、「建築条件付き」という言葉です。


建築条件付き土地とはその土地の購入にあたって、決められた施工会社にて家を建てる契約を結ぶことが条件の土地をいいます。


この決められた施工会社とは、土地の売主か、売主が指定した施工会社になりますので、ご自身で施工会社は選べません。


また土地の売買契約後、一般的にはだいたい三ヶ月以内に施工会社と建物の請負契約を結ばないといけません。


この三ヶ月という期間は業者によって多少異なりますので、あらかじめ確認しておいた方が良いでしょう。


【メリット】


建築条件付き土地のメリットとしては、間取りが自由に決めれることが多い点。(施工会社によってはある程度決められている場合もあります)


自身で施工会社や設計事務所を探す必要がない点。(これはメリットにもなりデメリットにもなります)


【デメリット】


決められた期間内に間取りや仕様を決めて請負契約を結ばないといけない点。


他のハウスメーカーや工務店と、費用の比較が出来ない点。


自身にあった施工会社が選べない点。


このようにメリットとデメリットがあるので土地の売買契約前には必ず気になる点があれば確認しましょう。


【建築条件付き土地の値引きは可能か❓】


建築条件付きの土地に限らず値引きは売主次第です。ただし、建築条件付き土地は土地と建物の合計で売主は利益の計算をします。


土地の金額が100万円下がれば、その分建物の金額で取り戻すことも可能だということです。


【建築条件は外すことが出来る❓】


「その土地は気に入っているが、好きな工務店で建てたいから建築条件付き土地の建築条件を外したい。」と思われる方もいらっしゃると思います。


基本的には建築条件は外せません。ですが、売主も事業ですので利益が上がれば土地のみで売る場合もあります。建築条件を外す場合は経験上、最低200万円以上は土地の価格は高くなります。


【建築条件付き土地の注意点】


建売住宅や分譲一戸建てと違って、土地の価格は決まっていますが、建築費用は建築する建物の仕様や延床面積で大きく上下するので、注意が必要です。


また、三ヶ月以内の決められた期間内で、間取り、仕様、色目等を全て決めないといけませんのでかなり忙しい期間になる点も注意しておきましょう。


【抑えるポイント】


土地の契約後、三ヶ月以内に建物の請負契約を結ばないといけないこと。


土地の契約前に希望する建物の概算見積もりを出してもらうこと。


事前に施工会社を確認し、ある程度調べておくこと。


土地と建物の合計予算をあらかじめ決めておくこと。


少なくとも上記4つは事前に確認しておいた方がいいですね。
















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